「黒豚」を名乗れる18銘柄——純粋バークシャーの銘柄事典【黒豚特集】

PUREBRED BERKSHIRE

「黒豚」を名乗れるのは、ほんのひと握り。

日本全国にブランド豚は数あれど、「黒豚」——純粋なバークシャー種——を名乗れる銘柄は、ごくわずかしかありません。交配で生産効率を高めた三元豚が主流になった今も、発育がゆっくりで手間のかかる純粋種を守り続ける生産者たちがいます。このページは、当サイトが収録する全銘柄の血統データから割り出した、「黒豚」と表示できる純粋バークシャー種の銘柄と、その血を受け継ぐ銘柄の全リストです。

419収録ブランド豚
18純粋バークシャー種
30黒豚の血を引く銘柄

黒豚の基礎知識

「黒豚」は品種の名前ではなく、ある一つの品種だけに許された称号です。

なぜ「黒豚」と呼ばれる?

毛色が黒いバークシャー種の豚だからです。鼻先・尾の先・四肢の先の6か所だけが白い「六白(ろっぱく)」がこの品種のしるし。肉の色が黒いわけではなく、脂肪の白さと肉のきめ細かさはむしろ際立っています。イギリス・バークシャー州を原産とする、歴史ある品種です。

「黒豚」を名乗れる条件は?

1999年に改正された食肉小売品質基準により、「黒豚」と表示できるのはバークシャー種(純粋種)の豚肉だけと定められています。他品種との交雑豚は、バークシャーの血が入っていても「黒豚」を名乗れません。

海外の「Kurobuta」

アメリカでは、アメリカで育てたバークシャー種の豚肉が「Kurobuta」の名で売られています。品種は同じですが、血統・飼料・銘柄の基準はそれぞれ異なります。

もっと詳しく:黒豚とは?白豚との違いをやさしく解説 →

「黒豚」を名乗れる 全18銘柄

当サイト収録419銘柄のうち、純粋バークシャー種はこの18銘柄。本場・鹿児島の7銘柄に、意外にも埼玉の4銘柄が続きます。

北海道

十勝黒豚

北海道十勝の大地が育んだ、純粋バークシャー種の希少な黒豚

記事を読む →
北海道

びらとり黒豚

北海道日高の大地で育む、英国直系バークシャー純粋黒豚

記事を読む →
岩手県

龍泉洞黒豚

岩手県が誇る、純粋バークシャー種の希少な黒豚

記事を読む →
埼玉県

小江戸黒豚

川越が誇る純粋黒豚、さつまいもとパンと牛乳で育てた深みある甘さが格別です

記事を読む →
埼玉県

小谷野さんちのさきたま黒豚

240日かけてじっくり育てた、埼玉・行田発のこだわり純粋黒豚

記事を読む →
埼玉県

彩の国黒豚

埼玉の大地で100年受け継がれた、純粋バークシャーの黒豚が奏でる豊かな風味

記事を読む →
埼玉県

花園黒豚

明治29年から続く元祖バークシャーの血統。深谷の大地が育む、繊維きめ細かく脂まで甘い希少な黒豚

記事を読む →
岡山県

おかやま黒豚

岡山県が誇る、純粋バークシャー種の黒豚ブランド

記事を読む →
宮崎県

からいもどん

霧島連山の麓で育つ、南九州産さつまいもと独自飼料が生んだ純粋バークシャーの黒豚

記事を読む →
宮崎県

霧島黒豚

霧島山麓に育つ、日本最大規模の生産体制を誇るバークシャー純粋種の銘柄黒豚

記事を読む →
鹿児島県

かごしま黒豚

鹿児島の風土が育んだ、日本が誇るバークシャー純粋種の銘柄豚

記事を読む →
鹿児島県

黒の匠

鹿児島が誇る、伝統の六白黒豚が生む芳醇な旨みと繊細な肉質

記事を読む →
鹿児島県

南州黒豚

さつまいも育ちの純粋黒豚が宿す、大隅半島の滋味

記事を読む →
鹿児島県

恵味の黒豚

甘藷育ちのバークシャー、鹿児島の恵みが凝縮した黒豚

記事を読む →
鹿児島県

やごろう豚

大隅半島の清澄な大地が育む、黒豚本来の脂の甘みとジューシーな旨み

記事を読む →
群馬県

黒豚とんくろー

全国から集めた純粋バークシャーの種豚を、専用飼料で富岡に育てる——群馬の協議会が商標で守る黒豚ブランド

記事を読む →
鹿児島県

鼻ぺしゃ純粋黒豚

江戸の在来黒豚に英国バークシャーを重ねた渡辺バークシャー種を、酵母飼料で9〜10か月——融点28℃の脂を「白身」と呼ぶ鹿児島の純粋黒豚

記事を読む →
鹿児島県

アベル黒豚

明治から100年以上つないだ黒豚「ABEL種」だけを完全閉鎖の牧場で——2024年に事業を引き継いだ新会社が育てる曽於の大型黒豚

記事を読む →

黒豚の系譜——血を受け継ぐ銘柄たち

表示のルール上は「黒豚」を名乗れませんが、バークシャーの血を交配に取り入れて、それぞれ独自のおいしさを追求している銘柄も全国にあります。黒豚の系譜は、純粋種だけでなくこうした銘柄にも広がっています。

この特集の考え方と出典

黒豚の定義:「黒豚」と表示できるのはバークシャー純粋種の豚肉のみ、という食肉小売品質基準(1999年改正)の考え方に従っています。出典:農林水産省「黒豚(くろぶた)の特徴について」
「名乗れる18銘柄」の選定基準:『銘柄豚肉ガイドブック2026』の交配様式と、当サイト各銘柄記事の「品種・交配」欄の両方で、純粋バークシャー種と確認できた銘柄です(ガイドブック外の黒豚とんくろー・鼻ぺしゃ純粋黒豚・アベル黒豚は、生産者の公式情報で純粋バークシャー種と確認)。
「血を引く銘柄」の基準:交配にバークシャー種を含むと公開情報で確認できた銘柄です(血液割合を基準とする銘柄も含みます)。品種の詳細が公開されていない銘柄は対象にしていません。
数字の時点:2026年10月11日時点・収録419銘柄。新規銘柄の収録により数は変わることがあります。
訂正のお願い:分類は各銘柄の公開情報にもとづいています。掲載漏れや分類の誤りにお気づきの生産者の皆さまは、生産者の皆さまへ(窓口)からお知らせください。すみやかに確認・修正いたします。