尾張豚(オワリブタ)

植物性飼料だけで育てた、名古屋発のあっさり旨み豚

尾張豚は、愛知県名古屋市に本社を置く杉本食肉産業株式会社が管理・運営するブランド豚です。創業明治33年(1900年)の老舗食肉企業スギモトグループが手がけるこのブランド豚は、2007年12月に商標登録と銘柄規約を定め、厳格な品質基準のもとで生産・流通されています。尾張豚の最大の特徴は、植物性飼料だけで育てるこだわりの飼育方法にあります。肉質を向上させる麦やマイロといった穀物系飼料を積極的に活用し、動物性飼料は一切使用しません。この飼育方針によって、臭みのないクリーンな風味と、脂身のくどさを感じさせないあっさりとした旨みが生まれます。また、植物由来の飼料を与えることで、豚肉に含まれるビタミンEやオレイン酸、イノシン酸が豊富になり、豚肉のうまみ成分が豊かに育まれています。品種は雄にデュロック種を用い、大ヨークシャー種とランドレース種を掛け合わせた雌と交配するLWD三元交配をベースにした構成で、やわらかく食べやすい肉質が実現されています。出荷は180日齢前後、体重110〜120kgの肥育を経てから名古屋市食肉市場へ出荷され、主要卸売の杉本食肉産業を通じて流通します。年間出荷頭数は9,600頭と愛知県内でも安定した生産規模を誇り、名古屋をはじめとした東海圏の飲食店や精肉店で広く取り扱われています。名古屋めし文化を支える土地柄にふさわしく、みそかつや生姜焼きなど豚肉料理との相性は抜群です。

  • 名称
    尾張豚(おわりぶた)
  • 産地
    愛知県
  • 生産者(運営)
    杉本食肉産業株式会社(名古屋市中区栄3-1-35)
  • 豚肉の特徴
    肉質がやわらかくあっさりした旨みが特徴。ビタミンE・オレイン酸・イノシン酸を豊富に含み、うまみ成分に富んだ肉質。出荷日齢180日齢前後、出荷体重110〜120kg
  • 飼料の特徴
    麦・マイロなど肉質向上に適した植物性飼料を使用。動物性飼料は一切不使用。生産者各自の基準で管理
  • 品種・交配
    雌(大ヨークシャー×ランドレース)×デュロック、または雌(ランドレース×大ヨークシャー)×デュロック
  • 代表的な料理
    みそかつ、とんかつ、しゃぶしゃぶ、生姜焼き、焼肉
  • 流通量
    年間出荷頭数:9,600頭。名古屋市食肉市場を経て杉本食肉産業(主要卸売)が流通
  • 認証・取り組み
    商標登録:2007年12月14日。銘柄規約:2007年12月14日設定
  • 関連URL
    スギモトグループ 公式サイト
  • 出典
    銘柄豚肉ガイドブック2026 p.142
    スギモトグループ 公式サイト

最終更新日
2026年05月16日


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