かごしま黒豚(カゴシマクロブタ)

鹿児島の風土が育んだ、日本が誇るバークシャー純粋種の銘柄豚

かごしま黒豚は、鹿児島県内でバークシャー種の豚を飼育・肥育し、鹿児島県黒豚生産者協議会が厳格な基準のもとで管理する銘柄豚です。その歴史は約400年前にまで遡り、琉球から持ち込まれた黒豚が鹿児島の豊かな自然と風土に育まれながら長年にわたり改良を重ねてきたといわれています。最大の特徴は、肥育後期に鹿児島県特産の甘しょ(さつまいも)を10〜20%添加した飼料を60日以上にわたって継続的に給与することです。この独自の飼育方法により、脂肪の融点が高くなって食べてもべとつかずさっぱりとした後味に仕上がり、旨みを引き出すアミノ酸の含有量も白豚と比べて豊富なため、深みのある旨みと自然な甘みが楽しめます。また、出荷まで230〜270日齢という一般的な豚よりも1.2〜1.5倍長い期間をかけてじっくりと育てるため、肉の筋繊維がきめ細かくなり、歯切れのよいやわらかな食感が生まれます。肉色は光沢感のある淡いピンク色で見た目にも美しく、脂身は白くしっかりとした質感で食欲をそそります。鹿児島を代表するご当地グルメとして、黒豚とんかつや黒豚しゃぶしゃぶは全国的にも広く知られており、素材そのものの旨みを活かしたシンプルな料理との相性が抜群です。1990年に銘柄規約が定められ、1999年には商標登録を取得するなど、品質保証体制も充実しています。一度食べるとその濃厚な旨みと上品な甘みの虜になる、まさに鹿児島が誇る逸品です。

  • 名称
    かごしま黒豚
  • 産地
    鹿児島県
  • 管理主体
    鹿児島県黒豚生産者協議会
  • 品種・交配
    バークシャー(アメリカバークシャー種除く)
  • 豚肉の特徴
    筋繊維がきめ細かく、歯切れがよくやわらか。脂肪の融点が高くさっぱりとした後味で、旨みを引き出すアミノ酸含有量が豊富。
  • 飼料の特徴
    肥育後期に甘しょ(さつまいも)を10〜20%添加した飼料を60日以上給与。
  • 出荷日齢
    おおむね230〜270日齢
  • 流通量
    年間約151,000頭
  • 代表料理
    黒豚とんかつ
    黒豚しゃぶしゃぶ
  • 認証・取り組み
    商標登録:1999年4月2日
    銘柄規約:1990年10月18日設定/2024年4月1日改定
  • 関連URL
    鹿児島県黒豚生産者協議会
    かごしま黒豚とは | 鹿児島県黒豚生産者協議会
    鹿児島県/かごしま黒豚
  • 出典
    銘柄豚肉ガイドブック2026 p.200
    鹿児島県黒豚生産者協議会
    かごしま黒豚とは | 鹿児島県黒豚生産者協議会
    鹿児島県/かごしま黒豚

最終更新日
2026年06月06日


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